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「EVI推進協議会」を招いての勉強会-2日目

2020年10月22日

9月6日 長崎県出張2日目は節のない良質の檜にこだわり生産している真樹販売造林地を、昨日の懇親会でもご一緒した佐賀里社長にご案内いただきました。作業道並びのヒノキは風除けのためにあえて枝打ちはせず森に入るとふかふかの地面に陽のひかりも差し込み植林後15年で枝打ちした痕跡が幹にかすかに点のように残っていて、手入れと間伐のご苦労の跡が確認できました。森の入り口にはカーボン・オフセットで長崎の森を守りますというメッセージが添えられた矢部ホームの看板が掲出されてあり協議会の意気込みを感じる事ができました。
その後、林業公社の狩野さんに近くの木工所を紹介いただき吉永製作所をお尋ねしました。ご夫婦で切り盛りされているとのことで、工作機械が充実した広い工房入り口には昨年ウッドデザイン賞を受賞したご主人がデザインしたスタッキングできるスツールが打ち合わせのテーブル横に置かれており、今年はグッドデザイン賞にエントリーとのことでした。その際、弊社加藤から次のエントリーには地元長崎の材にこだわっておられるのであれば、クレジットの仕組みを活用して森林支援に繋がる家具として、また共に訪問した林業公社や真樹販売の佐賀里社長から地場木材を紹介をしてもらい、循環型の家具デザイン生産ビジネスモデルとしてはとのアドバイスに真剣に耳を傾けておられました。
奥様も端材を有効利用して色の異なる樹種を5mm程度の立方体にカットして、複数組み合わせてデザインしたイヤリングなどセンスを感じるアクセサリーを製作しておられ、ご紹介いただきました。現在ホームページも準備中とのことですが森のめぐみの商品としても検討いただくことになりました。長崎訪問の二日間長崎県林業公社の狩野さん、濱田さんには大変お世話になりました。

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